パパのための背中スイッチ回避方法!抱っこ紐での乳児の寝かせ方

背中スイッチ。

育児をしたことのある方なら多くが経験がしていると思いますが、抱っこして寝てくれた赤ちゃんをお布団に降ろすときに、背中がついた途端に起きて泣き出すことです。

我が家の子供たちも敏感で、少しでも背中がつくと泣き出しました^^;

降ろすことができないと、ずっと抱っこすることになりこちらの身体が辛くなってきます。
また、子供が寝てくれている間には家事や休憩をしたいですよね。

そこで、育休中になんとか背中スイッチを回避できないものかと、トライ&エラーをしながら技を編み出しました。

この方法を使うと、我が家の子供はかなりの確率で寝かせることができました。
背中スイッチで困っている場合は、試してみてください。 
 

父親にとっては、抱っこ紐が一番の頼り

子供が泣いているときや、寝てもらったりするときには抱っこ紐が頼りになります。

抱っこしてくれる人と赤ちゃんの身体が密着するので、安心するのでしょうか。
お母さんのお腹の中にいた時を思い出すのかも、と言われています。

お母さんの場合は、授乳することができれば、それが一番効果的かと思います。
寝かせるときも添え乳(授乳しながら一緒に寝る)という技が使えて、横にしながら寝かせることができる。

でも、父親にとっては、寝かせるには抱っこ紐が一番の頼り。

そのため、背中スイッチが発動して降ろすことができないと、ものすごく困ります。

抱っこ紐から背中スイッチを回避して寝かせる方法

早速、私が育休中に実践していた方法をご紹介します。

育休中の次男(当時6か月~9か月)は、この方法で良く寝てくれました。

抱っこ紐で寝てもらう

遊んでいて、子供が眠そうな表情をしていたら、抱っこ紐で抱っこします。

我が家ではエルゴを使っていますが、抱っこするとすぐに寝てしまうことが多かったです。

寝た後も、しばらくは眠りが深くなるまでユラユラとしたほうが良いかもしれません。

子供を横で寝かせるためのお布団を準備しましょう。
また、あとで説明しますが、大人の枕など、子供を支えるものを準備してください。

抱っこ紐のまま、あお向けに寝て子供をお腹に乗せる

ここで、子供を抱っこ紐で体に密着させたまま腰をおろし、ゆっくりとあお向けに寝ころびます。
子供は、うつ伏せで自分のお腹の上に乗った状態。

この状態だと、そのまま寝ている赤ちゃんが多いのではないかと思います。

背中スイッチを発動させないために、背中から降ろさないという単純な発想です。

また、うちの子供は私のお腹の上だと良く寝ていたので、背中スイッチに疲れたときに、なんとか自分も横になれないかと思って試してみました。

抱っこ紐の留め具を外す

次に、抱っこ紐についている留め具を外します。

エルゴの場合、首の後ろの留め具から外し、次に腰の留め具を外してます。

その後、ゆっくりと抱っこ紐自体を外します。
片手で子供を抑えながら、少し自分の腰を浮かせてもう片方の手で外してください。

外れると、子供はうつ伏せでお腹の上で寝ている状態になります。

抱っこ紐を外している間に動くので、少し子供の眠りが浅くなることがあります。
しばらくじっとして、寝息が静かになるのを待ってみてください。

ゆっくりと回転し、子供を横に降ろす

ここからが勝負です。

子供の首の後ろや腰を手で支えて自分の体に密着させたまま、ゆっくりと回転します。
そして、子供を横向きでお布団に降ろしてください。

分かりにくい図で申し訳ないのですが、こんな感じです。

ここでも背中はつけずに、横向きになるようにしていました。腕枕をしている状態です。
また、寝息が静かになるまで待ちましょう。

そして、眠りが深くなったらゆっくりと腕を抜いてください。
これで子供が横向きに寝た状態にできます。

うつ伏せにならないように、体を傾ける

横向きに寝ていると、うつ伏せになってしまう可能性があります。
乳幼児突然死症候群(SIDS)を防止するため、子供はあお向けに寝かせる必要があります。

背中に枕を当てて、子供の体を斜めにし、あお向けに近い状態にします。

これで完了です!

子供が寝ていたら心配

ここまで寝かしつけのことを書いてきましたが関連して、、

乳幼児突然死症候群(SIDS)、とても怖いですよね。
私も心配性で、寝てくれているときでも、すごく心配でした。

目の届く範囲で作業する

心配なので、休憩するときも家事をするときも、顔を上げれば子供が見える範囲で作業していました。

静かに寝ているときは、子供のほうに目をやり、お腹が上下しているのを頻繁に確認していましたね。

器具も利用してみる

我が家では、SNUZA HERO(スヌーザ ヒーローという器具も使っていました。

子供のお腹が上下しているのを感知してくれるモニタリングの機械です。
上下が止まった場合に、警告音が鳴って知らせてくれます。

こちらは、長男が生まれたときに、ためらいがちに妻から提案されました(高額なので)。

産後で妻が精神的に少し参っていたのもあり、少しでも安心できるのであればと思って購入しました。

オムツにはさむだけなので、取り付けは簡単です。
寝てくれたあとで、子供に装着していました。

たまに接触が悪く、誤作動で音がなってしまうこともありましたが、良い買い物だったと思っています。

これを付けていれば安心ではなく、親が注意するのが前提にはなりますが、心配な方は購入してみてもよいかもしれません。

子供が寝てくれると

育休中の次男(当時6か月~9か月)は、この方法で良く寝てくれました。
午前中に30分、午後には2~3時間くらい寝てくれていたと思います。

妻は会社に復帰していて一人で育児していたので、その時間を有効活用できました。
お昼寝の時間を計算できると、1日のスケジュールにも余裕がもてます。

また、寝かしつけが上手くなって、少し育児にも自信がもてました。

皆さんもぜひ試してみてください!