父親ひとりで育児をするときは、仕事のセルフマネジメントと同じでよい
  • 妻が仕事に復帰して父親がひとりで育児する必要がある
  • バトンタッチ育休を取得したいが自信がない
  • 育休中にストレス少なく過ごす方法が知りたい

そんな悩みにお答えする記事を書きました。

私は二人目、三人目の子供の時はバトンタッチ育休を取得しました。
育休に入ると同時に妻が仕事に復帰するので、日中は1歳に満たない子供と二人きりになります。

キャリアを大事にする夫婦にバトンタッチ育休がおすすめ

最初にバトンタッチ育休を取ろうと決めたときは、一人で育児をするにあたって、どのように過ごすのか、イメージできずにいました。

  • 普通のママはどうやって過ごしているのだろう?
  • 家事って、どのくらい時間かけてやるべきなのだろう?
  • 公園デビューか?他のママと一緒に公園に行ったほうがいいのか?

自分の中のステレオタイプの主夫・主婦のイメージ通りに過ごさないといけないという先入観があったような気がします。

迷った結果、最終的に「仕事のセルフマネジメントと同じでいいんだ」と気づいてから、一気に楽になりました。

考え方が変わったきっかけ

ある日、会社の同僚で育休を取得している女性から以下のようなメッセージをもらいました。

「育児は最高のマネジメントのトレーニングだよ」と。

それを読んで、私はこう思ったのです。

育児がマネジメントのトレーニングになるということは、逆に言うと、今まで仕事でやっていたセルフマネジメントを、育児に応用してもいいってことなのじゃないか

別に育児だからと、妻やほかのお母さんのやり方に合わせたり、特別なことをしたりする必要はないのかもしれない。

そう考えて、これまで仕事のために学んできたセルフマネジメントの考え方で育休中を過ごしてみました。

取り組んだこと

具体的に取り組んだことです。

1日のスケジュールをざっくり決めておく

まず、普通の1日のスケジュールを考えて紙に書いておきました。

  • 朝起きて準備をし、8時に長男を保育園に送っていく
  • 家に帰ってきたら、次男を抱っこして、オモチャで遊ばせながら、オンラインでニュースを読む
  • 次男が眠そうになってきたらエルゴで寝かせて朝寝30分。寝てくれたらコーヒー飲んで休憩
  • 昼食後は自由に。予定がなければ散歩や公園。晩ご飯の買い物
  • 次男のお昼寝タイムには、洗濯物をたたむ
  • 長男を16時に保育園に迎えにいく。
  • 帰宅後、子供を遊ばせながら晩ご飯の準備

など

スケジュール通りに動くというと、何か窮屈なような気がするでしょうか。
でも、スケジュールを決めておくと「考える」ことが不要になります。

「いまから何しよう」と考える時間を減らすほうが、ストレスを減らすことができます。

仕事では、Outlookのスケジュールなどで、会議等で埋まっている時間と空き時間から1日の過ごし方を決めたりしないでしょうか。

同じことを、子供のお昼寝と保育園の送り迎えの時間をもとに決めていくのです。

目標とマイルストーンを決める

育休の間に達成したい目標を立てて、それを意識して過ごしましょう。

  • 読みたい本をリスト化して、それぞれ、いつまでに読み終えるか決める
  • 毎日晩ご飯を作る
  • ブログを作る(このブログです)
  • 博物館や美術館に行ってみる

定期的に振り返って、ToDoリストやスケジュールに落とし込みます。

ToDoリストをつくる

ToDoリストも作りました。これはスマホに登録しています。
妻と話をしたときなどに、やるべきことが生まれたら書いておく感じです。

  • 保育園で必要になるグッズやオムツを買うとか
  • 妻に頼まれた宅急便を出すとか
  • 確定申告の書類を作るとか

スケジュールを決めるのと同様に、時間ができたときとかにリストを見れば次の行動が決められます。
これも、考える時間を減らしてストレスを減らすことにつながります。

スケジュールに捉われすぎない

ここまでスケジュールやToDoリストとかを書きましたが、育児中心なので思う通りにいかないことも多々あります。

子供の生活リズムを優先するのは当然

子供の生活リズムを優先し、子供と過ごす時間を楽しむのは前提条件ですね。

スケジュールを決めていても、子供が眠いとか体調が悪いことはあります。
それに合わせて柔軟に変更しましょう。

これも、仕事で予想外のことが起こった時に計画を組み替えるのと同じです。
だからスケジュール通りにできなくても気にしない。

それでも、「今日、何もできなかったな、、、」と思うと落ち込んでしまいます。
その対策として、次のことを実践します。

達成できる簡単な目標を毎日一つは行うようにする

ToDoリストの中から、その日に実施するものを1つ決めて実施しました。

子供用のお菓子を買う、とか簡単な目標でいいので必ず達成できそうなものを選びます。

1つでも予定通りに達成できると、ちょっと嬉しくなって毎日の満足度が上がります。

仕事でも、ToDoリストで完了したものを消すのって気持ちいいですよね

実践した結果

個人の性格にもよるのかもしれませんが、これらを実践したおかげで、私はひとり育休の期間もストレスが少なく、生活のリズムもでき、毎日楽しく過ごせました。

みなさんにも、自分の仕事のやり方というものがあると思います。

仕事のときの考え方を取り入れるだけで、家事や育児も得意になるかもしれません。

ぜひ、試してみてください。