うつで休職した時の保育園との関わり方

うつ症状と診断され会社を休職することになったのですが、一番心配だったのが保育園です。

長男も次男も保育園に通っています。一生懸命に保活して、やっと入れた保育園です。
もし休職して家にいることが原因で、退園になったりしたら、立ち直れません。

また退園にならなくても、「休職して家にいるのだったら早く迎えにくるように」と言われるかもしれないと思っていました。
そこで、区役所や保育園に相談した体験を書いていきます。

保育園に預けられる要件について

最初は、私は会社に行っていないので「保育に欠ける」状態じゃないと言われてしまって、最悪、退園になってしまうのではないかと恐れました。

ただインターネットで調べてみると、保育園の利用可能要件で「病気」もあるので、精神の病気で休職していても特に問題ないという記載も見つけました。

自治体によって対応が異なるはずなので、自分の住んでいるところの役所に確認する必要があります。

区役所に相談

正確に知るために、区役所の窓口に行って質問してみることにしました。

区役所は平日しかあいていないし、妻の仕事が大変な時期だったので自分で行くと決めました。

しかし、うつ状態の中で区役所に行くのは、なかなか大変でした。
区役所の前で何度か引き返したりしました。

最終的には、思い切って窓口に行きました。
退園となるパターンだったとしても、マスクをして、どこの保育園かも話さなければ特定されずバレないだろうとか思いながら^^;

窓口で、正直に話してみました。

すると区役所の担当の方は、「うつ病での短期の休職であれば、子供はこれまで通り預けても問題はない」「就労されている会社も変わっていないので、特に提出してもらう書類もない」という回答でした。

これには本当に安心しました。

また、病気なので早く迎えに行かずに18時まで預かってくれるとのこと。
こちらも、体を休めるのにはありがたかったです。

保育園の先生にも正直に話す

区役所で聞いたあとで、保育園でも正直に話すことにしました。
隠しているほうが、バレたら気まずいとか逆に精神的な不安になりそうだったので。

休職で平日も家にいるので、保育園のお散歩で出会ってしまうかもしれないし、迎えにも私が行くので不信に思われるかもしれないし。

保育園を信頼していたので、なんでも正直に相談しておいたほうがいいという判断でした。

先生に伝える

妻と一緒に子供を迎えに行き、担任の先生と、主任の先生に状況をお話しして、状況を了解してもらいました。

また、実は保育園の担任の先生もうつ病になって1年休職したことがあったとのことです。

それもあってか、私のお迎えが遅れてしまったときも、病気が辛くて家を出られなかったのではないかと心配していただいたりして、本当にありがたかったです。

保育園に子供を送っていくことで日々の生活リズムを良くする

うつ症状が出てくると、身の回りのことができなくなってきます。
元気なときは考えなくてもできる歯磨きとか着替えとかが、抑うつ状態になるとできなくなってしまうこともあります。

ただ、私は朝に子供を保育園に送っていくことで、きちんと起きて、着替えて外にでることができました。
子供は毎日元気に保育園に通い、日中は一人で休むことができたので、精神的にも肉体的にもありがたかったです。
※うつの中でも、軽めの症状だったからかと思います。

まとめ

正直に役所と保育園に相談して、うつ病になってからも保育園に預けることができました。
回復するうえで、これはとても大きいことでした。

世の中には保育園に入れない人もいるのに申し訳ない、と思ったりもしましたが、私が早期回復できたのは保育園があったおかげです。

復職した今も、2人の子供は毎日楽しく、元気に保育園に通っています。
本当にありがたいことです。

育児中に体調が悪くなった場合は、ぜひ正直に役所や保育園に相談してみてください。

参考リンク

私は、うつ症状のときは本やほかの人のブログを読みあさっていました。
もし本を読む元気があれば、以下のような本を読んでみても良いかもしれません。