育児休業から復職して8か月後、うつ症状となって仕事を休職しました。
他の人の参考になるかもしれないと思い、経験や反省を書こうと思います。

育休から復帰したとき

育児休業からの復職については、特に問題ありませんでした。
3か月仕事から離れていましたが不安があったわけでもなく、会社としても公平な扱いをしてもらっています。

新しいプロジェクトに異動

IT業界では多いプロジェクト制の会社だったため、復職後は新しいプロジェクトに配属されました。

これまでの経験も活かせる、希望のプロジェクトに入ることができたので、やる気もありました。

ただ、新しいプロジェクトなので立場も変わります。

今まではプレイングマネージャーのように、自分でも手を動かして現場に出ることが多かったのですが、今度はこれまでよりもマネジメントの比重が多くなります。

新しいメンバー、知らない業務領域、得意とはいえないマネジメント。
あとから考えると、この環境も一因になっていたかもしれません。

うつになった原因と考えられるもの

うつになった原因は1つではなく、複合的だと思っています。
具体的には以下のようなことです。
・上司と自分の能力不足
・業務量
・妻の仕事が多忙になる

ほとんどは1つ目と2つ目、仕事が原因だと思っています。

上司と自分の能力不足

新しいプロジェクトの上司が、今まで経験したことがないくらいプレッシャーがきつかった。
何か資料のレビューを受けるときは、ほぼ必ず怒られます。
「何言ってるの?」とか、「ふざけんなよ」とか言われていました。

そして上司はすごく頭が良く、こちらの誤りや矛盾を指摘されている。
言われていることは正しいので反論できないのです。

そして私は自分の能力のなさに落ち込みました。
マネジメントの知識も経験も足りず、勉強する余裕もないし、教えてもらうこともなかった。

毎日、自分はなんてダメなんだろうって思っていました。

復職後2か月くらいから、休日もその上司のことを思い出して動悸がすることが多かったです。

休日で子供と出かけるときでも上司を思い出し、動悸が激しくなって止まらないこともよくありました。

業務量

もともと業務量が多い業界です。裁量労働制で、残業という概念もないのです。
短期間で成果が出せれば早く帰れるのですが、ほとんどの人がそんな余裕はありません。

ただ、今は電通の過労自殺の問題が出てから社会問題となっており、うちの会社もどんどん改善しようという取り組みもされています。とても良いことです。

ただ、昔は深夜まで仕事は当たり前で、1か月に300時間とか働くことも普通でした。

新卒で入った会社なので、私としてもその働き方に慣れていて、困ったら長時間労働で解決しようという考え方をしてしまっていました。

・自分のチームマネジメントがうまくできていない。スケジュールは遅れていく。
・上司を恐れていて、うまく相談ができない。
・これまではプレイングマネージャーで、自分で作業を実施して解決していた。

その結果、平日の睡眠時間は3時間か4時間半という生活が数か月続きました。
(1.5時間の倍数がいいとか思っていました。6時間も眠れる状況ではなかった。)

休日に沢山寝て、睡眠不足をなんとか補っていました。
そして自宅作業の分は会社に報告せず、働いていないことにしていました。

食生活もひどいものでしたね。
会社帰りに、週に2回とか深夜にラーメンを食べたりしていました。
ストレスからと、食事も速くできるという理由から。

妻の仕事が忙しくなる

我が家は共働きで、妻は時短勤務にしてもらい、家事や保育園の迎えをしてもらっていました。
私は家事の一部と、保育園への送りを担当です。

ただ、妻の仕事が急に大変になります。

外資系メーカーの日本支社なのですが、海外の上層部で決定したプロジェクトのスケジュールが非常に厳しく、時短勤務にも関わらず残業や海外出張が発生する状況に。

1週間や2週間の妻の海外出張の間は私の母にヘルプに来てもらい、家事を手伝ってもらいました。

ただ、お風呂や寝かしつけは母だと泣いてしまうので、私の仕事です。

この期間は会社から19~20時ごろには帰宅して、お風呂と寝かしつけをしたあと、子供が寝付いてから深夜に残った仕事をしていました。

会社を休み始めるきっかけ

直接のきっかけは、妻が海外出張中に子供の体調が悪くなったことです。
そんなに重い病気ではないのですが、風邪をこじらせて咳が止まらなくなっていました。

お薬を飲んでも、夜に咳きこんで起きてしまいます。

会社を休んで看病。自分の仕事は遅れる

妻は海外でいないので、当然ながら私が看病します。

子供と一緒に22時前に寝て、0時ごろに起きてから3時くらいまで仕事するのですが終わらず、どんどん仕事が溜まっていく。

まだ20代のころ、同じように平日は3時間睡眠で仕事をしていた時期があったのですが、そのころは耐えることができました。
その記憶があったせいで、自分では「大丈夫」と思っていたのだと思います。

カウンセラーの方に言われたのですが、20代の頃とは違って家族がいて責任もあり、仕事での立場も責任が重いものに変わっています。

体力もそうですが、精神的な負担により限界を迎えたのかと思います。

子供の体調が戻ったあとも出社できない


その後、子供の体調が良くなった後も出社できませんでした。
メールで自分自身の体調が良くないことを伝えて、有休で1週間休みました。

会社を休んでいても動悸がひどく、ドキドキしてリラックスできない。
むしろ、休んでしまってメンバーに申し訳ない、自分は何をしているんだと自分を責めて、より体調が悪くなっていったような気がします。

仕事を思い出し、呼吸が速くなり、息苦しい。溺れているみたいな感覚でした。
ご飯を食べるとか、簡単なことでも必死でした。もちろん味もよくわかりません。

動悸を紛らわせるために、1日中歩き回っていることが多かったです。
歩いている間も、休んでしまって周りに迷惑をかけてしまっているという思いから、心は落ち着きません。でも止まっているよりはマシでした。

子供は妻に保育園に送っていってもらい、私は朝から夕方まで1日10時間以上、歩いていました。

心療内科を受診

その後、妻にも勧められて心療内科を受診。
実は、妻もうつ病になって3か月の休職をしたことがあって、その経験から早く受診するように勧めてくれました。

妻に理解があって助かったと思っています。

電話で心療内科の予約をして、初めて受診。
うつ症状と診断されて、会社を休職することになりました。